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スノーボードの歴史、財産

スノーボードの歴史、財産

今日は鳥肌の立つアイテムが入荷しました。

これはCAPITAからリリースされたピーター•ラインのスペシャルゲストモデルです。
おそらく「?」が出てる方が多いと思いますが、これは確か96-97だったと思います。DIVISION23というブランドからリリースされたピーターのモデルのグラフィックなんです。

多分、ピーター•ラインと言えばほとんどの方がFORUMをイメージすると思いますが、その前に乗っていたのがDIVISION23。
この当時はDVDはなくて、ビデオで観ていたんですが、今では考えられないと思いますがテープが擦り切れるほどほとんどのスノーボーダーがマックダウやスタンダードのビデオを毎日観ていました。
約20年経っても当時の映像や音楽は頭の中でイメージできるし、音楽が流れただけで誰のパートが瞬時にわかるほどです。

あの当時の興奮を語り合う事ができるのは最近では残念ですがほんの一握り。同じスノーボード業界人や一部の同年代の熱いスノーボーダーのみになってしまいました。

そんな興奮を再び!という方へ乗ってもらいたいですね。もっと言えば、ただ単に人と被らないからとか、レイトだからとかの薄っぺらな理由ならちょっと遠慮させて頂きたいくらい想いが強いアイテムです。
当時を知っているスノーボーダーが乗ってこそ、カッコ良く、意味を成す物だと思います。
そんな方が見に来てくれることを楽しみにしています。

もしかしたら親父の小言のように聞こえるかも知れませんが、、、。
当時からのスノーボーダーの探究心は今でも話しているだけですぐにわかります。ビデオは擦り切れるほど観て、雑誌はまるで辞書のように読み込み、そして休みは全て山へ行く。ここ10年以内に始めたスノーボーダーとはカルチャーの染み込み具合が全然違います。きっとこの10年以内に始めたスノーボーダーもあと10年後に同じような共感ができるボーダーが出てきて欲しいです。滑ること、上達することはもちろん最高な楽しさです。だけどもう一歩、いや半歩でいいから踏み出して欲しい!カルチャーも同じように深めて欲しいです。

その入口は各地にあるローカルショップに必ずあります。
チェーン店や催事にはモノだけはたくさんあります。
文化、歴史、そしてこの先のスノーボードをしていく上での出会いや環境、情報はローカルショップにあります。
10年後に、「あん時はこうだった!」「あん時はああだった!」と言い合える仲間や場所を見つけるとスノーボードの世界観は一気に広がりますよ。

話は少し逸れましたが、このボードは2本だけ入荷しています。お店としてはもちろん2本とも売れれば嬉しいですが、ちょっと一本くらい残ってしまっても、、、悪くないなと。
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